子供に教えようと思っても昔のことが思い出せなかったりして困るのが「自転車の教え方」。
ご自身が自転車に乗れた瞬間を覚えていますか。
何回も転んで、何カ所も擦り傷を作りながら乗れるようになった方が多いでしょう。
そして次はお子さんに自転車の乗り方を教える番。
子供に自転車の練習をさせるなら「少しでも楽に」「怪我がなく」「簡単に」乗せてあげたいなと思いますよね。
そこで今回は、「自転車に乗るための教え方のウラ技」や「自転車練習にタオルが使えるという小技」をご紹介します。
お子さんと「自転車に乗るための教え方のウラ技」や「自転車練習にタオルを活用した小技」でサクッと自転車の練習を行いましょう!
自転車の教え方のウラ技や自転車の練習でタオルを使う方法を紹介!
いつの間にか乗れるようになった自転車も、初めての子にとっては大変。
バランスを取りながら左右のペダルを漕ぎ、
周りをしっかり見ながらブレーキ操作をする。
大人が思っているよりも高難易度な乗り物です。
しかし、段階を一つ一つ踏んでいけば自転車に簡単に乗れるようになりますよ!
自転車の教え方のウラ技➀ストライダー化
自転車に似ている子供向けの「ストライダー」をご存知でしょうか。
キックバイクのような形の画像のような「ペダルのない自転車」です。
公園や住宅街などで、小さなお子さんが地面を蹴って走らせていますよね。
実はあのストライダーが自転車に乗るための教え方のウラ技です!
ストライダーは、ただただ地面を蹴って走っているように見えますよね。
でもストライダーに乗ることによって、自転車に乗るために必要なバランス感覚を養うことが出来ます。
「今更ストライダーを買うのは年齢的にもったいないな」
「もう自転車を買ってしまったんだけど」
そう思われた方も大丈夫です。
自転車に乗るための教え方のウラ技であるストライダーを使った練習方法。
自転車は「ペダルを外す」だけで簡易的にストライダー化させることが出来ますよ。
ペダルがなければ外側に張り出している物が無いので、ストライダー同様に扱うことができます。
しかも、ブレーキが付いているので寧ろストライダーよりも安全なんですよ!
(ペダルは15mmのレンチを用意すれば、誰でも簡単に外すことができます。)
自転車に乗るための教え方のウラ技では、まずはペダルを外します。
そして、ストライダーと同様に、地面を蹴ってひたすら走るだけ!
足が地面についている状態なのでペダルで走るより安全でお子さんの恐怖心も和らぎます。
更に、止まるときは足で止めるのではなく、ブレーキレバーで止まるようにクセをつけておくのがポイント。
本格的に自転車に乗るための練習を始めた時に「ブレーキの扱い方」を知っていると、とっても便利ですよ。
自転車の教え方のウラ技➁自転車練習にタオルの活用
自転車のペダルを着用した状態で利用できる「自転車の教え方のウラ技」もあります。
それは「自転車の練習にタオルを活用」するものです。
自転車の練習でのタオルの使い方はいたってシンプル。
タオルをお子さんの身体に巻き、端の部分を親御さんが持つだけ。
「タオルを利用」することでもバランス感覚のサポートが可能。
今までの自転車の練習といったら「自転車本体を支える」やり方が大半ですよね。
しかし「自転車本体を支えるやり方」って乗っている側からすると怖かったり変な感覚になったりしてしまいます。
- 自転車本体を自分では意図していない方向に向けられてしまう
- 上手くバランスを取れていたのに、介入されてしまう
- 急な動きで怖くなってしまう
最後にはバランスを崩して転倒してしまうことも。
自転車の練習にタオルを使うことで、ちょっと重心がズレてきたときに、軽く引っ張って元に戻してあげることが出来ます。
自転車本体を支えるよりも、より自然に自転車を練習することが出来るんですよ。
自転車の教え方のウラ技!タオルを使うのは危険?
自転車練習に持って来いのタオルですが、もちろん危険な面もあります。
それは「完全にバランスを崩して転倒した時」です。
自転車の練習中は「子供になるべくケガをさせたくない」「あまり痛い思いをさせたくない」と思いますよね。
お子さんに対する思いの強さから、バランスを完全に崩した時に自転車練習に持っていたタオルを思いっ切り引いてしまうと危険です。
自転車の練習をタオルで行っている時に完全にバランスを崩した場合。
「タオルから手を離す」か、「タオルをお子さんの身体から取る」ようにしてください。
バランスを崩して転倒しても痛くないように、必要に応じてお子さんの身体にプロテクターを着けておくと安全です。
自転車の教え方!子供に教えるコツ
自転車の教え方の裏技をお伝えしてきましたが、「技術的な面」だけでなく、「心理的な面」でもコツがあります。
自転車をお子さんに教える際は「やってみようか?」「チャレンジしてみようか?」と子供さん主導で進めてあげてください。
ついつい「もっともっと」と前のめりになってしまったり。
怖がっているのに無理やり自転車の練習を続けると「もう乗りたくない!」となってしまいます。
そして数mでも走れた時は思いっ切り褒めてあげてください。
走れなかった場合は「練習出来たこと」を褒めることも出来ます。
大人でも「褒められる」って嬉しいですよね。
最後に重要なポイントなのですが、お子さんが「まだ練習したい」と少し物足りなさを感じている状態で練習を終えましょう。
「まだ乗りたい!」という思えるがある状態で止めることで、「今日も乗りたい!」と自ら進んで継続して練習することができます。
「しっかり乗れるようになるまで教えてしまいたい」と思ってしまいがちですが、気を付けましょう。
まとめ
今回は、自転車に乗るための教え方のウラ技、自転車練習のタオル活用法についてまとめてきました。
自転車に乗る練習をする際は、お子さん主導で楽しく練習できるようにしてあげてください。
子供は、楽しければどんどん自分でやるようになります。
自転車の練習でタオルを使う場合も、通常の練習の場合も過剰にお子さんを守ると逆にケガに繋がることも。
必要以上にケガを気にして転倒しかけで変な場所を引っ張ると、逆にケガをさせてしまうことがあります。
お子さんのケガの心配があるのなら、変に手を出して介入せず、プロテクター等を着用させましょう。
そして、自転車の練習では例え芝生であってもヘルメットだけは絶対に着用させるようにしてください!
一緒にお子さんと並んで自転車に乗る日が楽しみですね!