ママチャリ(自転車)に乗っていると「ママチャリ(自転車)をもっと楽に漕ぐ方法はないかな?」って思うこと、ありますよね。
私はほぼ毎日ママチャリに乗っていますが、「ママチャリの疲れない乗り方ってないのかな」「ママチャリをもっと楽に漕ぐ方法が知りたい」とずっと思っていました。
真夏の炎天下の中や真冬の凍えるような寒さの中で「全然進まない」「ペダルが重たい」「そもそも乗っていて辛い」等々、上げだしたらキリがないほど。
「ママチャリの疲れない乗り方を知りたい!」ってママチャリ(自転車)に乗っていると皆思うことですよね。
そこで今回は、ママチャリの疲れない乗り方とママチャリを楽に漕ぐ方法についてまとめていきたいと思います!
ママチャリの疲れない乗り方!まずはチェックしたい3点!
ママチャリの疲れない乗り方や、ママチャリを楽に漕ぐ方法について解説します!
まずは「ママチャリ(自転車)を漕ぐのって疲れるな」と思った時に確認して頂きたい点が3点あります。
以下の3点が出来ていないと、せっかくママチャリを楽に漕ぐ方法を実践しても「ママチャリの疲れない乗り方」は出来ません。
ママチャリの疲れない乗り方のために確認する点①空気圧
「タイヤの空気圧ってそんなに大事なの?」と思われた方、自転車のタイヤの空気圧はかなり重要ですよ。
タイヤの空気圧は、高すぎても低すぎてもダメなんです。
自転車のタイヤの空気圧は疲労に直結すると言っても過言ではないくらい重要なポイント。
ご自身のママチャリのタイヤサイドをご確認ください。
上記URLの画像のように数字が記載されています。
多くのママチャリは、空気圧の表示の部分に「INFLATE TO 300 KPa」と記載されています。
これは「指定空気圧3気圧」ということです。
本来であれば、自転車の空気を入れるときは「入れている空気圧が分かるダイヤルゲージ付きの空気入れ」が好ましいです。
自転車の空気圧が分かるメーターが付いている空気入れは実は約1,000円前後で楽天などで購入が出来ます。
とっても便利なので、可能であれば購入出来ると良いですよね。
でも今既に、自転車の空気入れをお持ちの場合や場所の問題などで「今さらゲージ付きの空気入れを買うのも…」ってこともありますよね。
「ダイヤルゲージ付きの空気圧が無いよ」という方は、タイヤに空気を入れた後でタイヤの中央を親指でグイっと押してみてください。
その時に、タイヤが少し凹むくらいの空気圧でOKです。
「少し凹むくらい」というのがママチャリを楽に漕ぐためのポイント。
ついつい「入れすぎてしまう」こともあると思いますが、逆にママチャリを漕ぐのが大変になってしまいますよ。
空気圧は、高すぎると路面の凸凹を全て拾い、身体に振動として伝え、その振動が蓄積されると疲労として身体に残ってしまいます。
逆に空気圧が低すぎると、路面とタイヤとの摩擦抵抗が増えて進みづらくなってしまい、楽に漕ぐどころか漕ぐのに余計な力を必要としてしまうんです。
ママチャリの疲れない乗り方のために確認する点②サドルの高さ
※自分では確認しにくいので、可能な限りこの作業は2人で行うことをお勧めします。
ママチャリ(自転車)のサドルの高さもタイヤの空気圧と同様にかなり重要なポイントになります。
皆さんは、サドルの高さはどのようにして決めていますか?
「すぐに足が着ける高さ」「何となく乗りやすい高さ」「そもそも気にしていない」など、明確な理由がある方も無い方も様々な方がいらっしゃいます。
このサドルのよくわからない高さの決め方ですが、実は簡単に合わせる方法があります。
それは「ママチャリに跨って、右か左どちらかのペダルを一番下にして踵(かかと)を乗せて、膝が伸びきった時にサドルに丁度座れている高さ」がベストなサドルの高さ。
「え!そんなに高いの!」と思った方、実は適切なサドルの高さは意外にも高いんですよ。
「今まで違う高さにしていたかも」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
ですが、自転車のサドルの高さは、ママチャリの疲れない乗り方・楽に漕ぐ方法をお伝えする上で、絶対に外せないポイントです!
特に「ママチャリを楽に漕ぐ方法」では、かなり重要なポイントになります!
ママチャリの疲れない乗り方のために確認する点③ペダルの漕ぎ方
街中でママチャリに乗っている方を見ると、殆どの方が低いサドル位置でペダルに土踏まずを乗せ、つま先を上下させて漕いでいる姿を目にします。
「え?それって普通じゃないの?」と多くの方が思うのは当然です。
私も楽に漕ぐ方法を知るまでは当たり前だと思っていました。
でも実はこの漕ぎ方はママチャリを漕ぐときに疲れ方が大きい漕ぎ方なんですよ。
ママチャリを楽に漕ぐために以下2点を是非試してみてください。
- 素早く深く屈伸運動をやってみてください
- つま先を素早く上下させてみてください
太ももや脹脛、脛がパンパンに張ってきます。
つまり、サドル位置が低く、土踏まずで漕ぐ方法は自転車の上で疲れる行為をわざわざ行っていることに。
サドル位置や漕ぎ方がおかしいと、ママチャリで走る距離が長くなればなるほど疲れるようにしてしまっているんですよ。
前述でサドルの適正な高さが高かったのは、屈伸運動の深さを浅くし、疲労度を軽減させるための方法だったんです。
ペダルを漕ぐ時は、なるべく屈伸運動の深さが浅くなるように意識してみてくださいね。
今までの3点「空気圧」「サドル位置」「ペダルの漕ぎ方」の確認ができたら、「ママチャリの楽に漕ぐ方法」を実践してみてください!
ママチャリを楽に漕ぐ方法!快適に乗りこなそう!
ママチャリを楽に漕ぐ方法は「座り方を変える」「ハンドルの握り方を変える」「漕ぎ方を変える」の3点。
「漕ぎ方を変える」のは違和感を感じることがありますが「座り方を変える」「ハンドルの握り方を変える」はすぐ行えますよ!
ママチャリを楽に漕ぐ方法①座り方を変える
先ずは、ママチャリに普段通りに乗ってください。
ここから、1つずつ確認を行います。
ママチャリを楽に漕ぐには、まずママチャリのサドルの座り位置を変えてみましょう。
サドルに座る際は、サドル後方の座面が広い部分に座骨で座るようにしてください。
そして、背筋はピーンと伸ばさずに軽く腰を曲げるような姿勢で座ります。
猫背ではなく、骨盤を軽く倒すようなイメージです。
背筋を伸ばして漕ぐことで、長時間ママチャリに乗っていても疲れにくくなりますよ。
ママチャリを楽に漕ぐ方法②ハンドルの握り方を変える
ママチャリの左右のハンドルを10本の指でガッシリと握るのではなく、ハンドルに手を添えて軽く掴むようにしてください。
腕の力と肩の力を抜いて、手首は真っ直ぐで肘は軽く曲がるくらいがベストです!
登り坂等で立ち漕ぎをする際は、親指と人差し指には力を入れずに残りの指だけに力を入れるようにしてください。
親指と人差し指に力を入れてしまうと、腕から肩にかけて力が入ってしまうので、疲れやすくなってしまうんですよ。
ママチャリを楽に漕ぐ方法③漕ぎ方を変える
楽にママチャリを漕ぐ方法ですが、ペダルは土踏まずではなく母指球で漕ぐようにしてください。
自転車のペダルを漕ぐ時は上記の画像の母指球の位置を意識してみてください。
そして、つま先は若干下向き(軽くつま先立ちしているようなイメージ)で、できる限り足首は動かさないようにする。
膝は若干内向きにして、ペダルの円運動を意識して漕ぎます。
更に、楽にピンポイントで漕ぐ方法は、ペダルがアナログ時計の1時から5時までの間に力を込めて踏み込み、それ以外のところではペダルに力をかけないことです。
また、ハンドルに体重を乗せるのではなく、ハンドルを引っ張るようにするとペダルに力を乗せやすくなります。
まとめ
「ママチャリの疲れない乗り方!楽に漕ぐ方法!」をまとめてみました!
ペダルの漕ぎ方は長年乗っていた癖なども出る部分なので、すぐに習得するのは難しい場合もあります。
ですが「タイヤの空気圧」「サドルの高さ」「ペダルの簡単な漕ぎ方」を直すだけでも、今までよりはママチャリを楽に漕ぐことが出来ます。
そして可能であれば「姿勢(猫背にならない)」も意識してみてください。
上記4点が出来たら「ハンドルの握り方」「漕ぎ方」も少しずつ変えてみましょう。
ママチャリ(自転車)を楽に漕ぐ方法の1つ1つはとても小さなことです。
でも、とても重要なポイントですし、ママチャリ(自転車)だけでなく、ロードバイクなどで長距離を走る方も意識しているポイントなんですよ。
私自身は、この方法を知ってから学生時代の自転車通学が本当に楽になりました。
川を越えての通学で1時間半前後。
ママチャリ(自転車)の楽な漕ぎ方が身体に馴染んでくると、スピードも少し上がるので通学時間も短くなりました。
また、サドルの高さやペダルの漕ぎ方は、ママチャリだけではなくロードバイク等のママチャリよりも圧倒的に長い距離を走るスポーツバイクでも採用されている方法なです。
自転車を楽に漕ぐためには無視できない要素なんですよ!
慣れるまでは違和感があると思いますが、慣れて身体に馴染んでくるといつもの通勤や通学がすごく楽になります。
是非とも試してみてください!