自転車が盗まれた時に防犯登録していない!
「後からしようと思っていたけど」と後悔してしまうこと、ありますよね。
自転車の防犯登録は自転車利用の際の義務ですが、
「自転車の防犯登録を忘れていた」「自転車の防犯登録をしたつもりだった」なんてケースも。
理由はどうであれ、自転車を盗まれた時に防犯登録をしていないとどうなってしまうのか心配ですよね。
実は、自転車が盗まれた時に防犯登録をしていない場合でも対処法があるんです。
今回は「自転車が盗まれた時に防犯登録をしていない場合に出来ること」をまとめました。
自転車を盗まれた!防犯登録してない時はどうするの?
自転車を盗まれた時防犯登録してない時の対応策として5つにまとめました。
自転車を盗まれたが防犯登録していない時の対策①警察に届ける
自転車を盗まれた時に防犯登録していない場合も、している場合も警察に「盗難届け」の提出を!
自転車の盗難届を出す時に必要な書類の1つとして「防犯登録番号」があります。
自転車を盗まれた時に防犯登録をしていないと自転車の特定が難しいんです。
しかし防犯登録がなくても「盗難届け」は受理されるます。
落ち着いてまず警察へ届けを出しましょう。
自転車の盗難届けを提出するときに必要な情報は「駐輪した日」、「盗難に気がついた
日」、「駐輪場所」、「施錠の有無」など。
警察署で聞かれた内容に全て答えましょう。
自転車を盗難された腹ただしさや焦りはあるでしょうが、落ち着いて確認してください。
自転車を盗難された時に防犯登録をしていない場合は警察に「特徴」を詳しく伝えましょう
自転車が盗まれた時に防犯登録番号がないと、警察の人が自転車を探すのにとても時間がかかります。
少しでも手掛かりになるように「自転車にあった傷」「自転車の色や特徴」など手掛かりになることは全て伝えましょう。
「写真」などがあると、より分かりやすいですね。
スマホの中に自分の自転車の写真があれば、コンビニなどで印刷して警察に持って行きましょう。
自転車を盗難された時に防犯登録をしていない場合は「車体番号」が手掛かりに
また、自転車の車体番号がわかれば車体番号も自転車を探す手がかりになります。
自転車の車体番号は購入時の保証書で確認できます。
もし保証書を無くしてしまった場合は購入した店に聞けば教えてくれることもありますよ。
自転車を盗まれたが防犯登録していない時の対策②SNSで拡散する
自転車を盗まれたけど防犯登録していない場合は「Instagram」「Twitter」などSNSの拡散も利用できます。
実際にロードバイクなど高価な自転車や、バイクや車の盗難など。
SNSで拡散されて見つかったケースを何度か目にしました。
自転車が盗まれたことをSNSに投稿する際には「拡散希望」や「自転車盗難」など分かりやすいハッシュタグを付けましょう。
また
- 自転車の写真
- 自転車のブランド名や商品名
- 傷などの特徴
- 盗難された場所
- 盗難にあった日時
- シリアルナンバーや車体番号
など盗まれた自転車が特定できる情報を記載しましょう。
判断材料が多いほど見つけやすいですよね!
自転車の盗難をSNSで拡散する場合に気を付けて頂きたいのは「本当に盗まれたのか」ということ。
例えば「自転車を駐輪した場所を忘れていた」「自転車を放置禁止区域に停めていて市に回収された」ような場合はSNSだと悪い意味で拡散されてしまいます。
駐輪する場所が「自転車を停めてはいけない場所」だった場合などは、拡散をやめた方が良いかもしれませんね。
自転車を盗まれたが防犯登録していない場合の対策③心当たりのある場所を探す
最終手段ですが、自転車を盗まれて防犯登録していない場合は自分で心当たりのある場所を探すしかありません。
高価な自転車はパーツをバラされて売られたりしてしまいます。
しかし、ママチャリなどの場合は「少し乗るのに使って」「乗り捨てる」というケースも。
「最寄りの駅」「コンビニ」「商業施設」など考えられる場所を探してみましょう。
私も過去に駅の近くに停めていた自転車がなくなっていたことがありました。
学校に行くのに使っていたので「明日からどうしよう」とパニックに。
翌日冷静になり、駅前周辺を探してみると駅近くの本屋さんの駐車場に放置されていたんです!
一度冷静になって周囲を探せば意外と近い場所で見つかるかもしれません!
自転車を盗まれたが防犯登録していない場合の対策④自転車が転売されていないか調べる
自転車は転売目的で盗難されている場合もあります。
ママチャリなどではなく、高価な自転車の場合はオークションサイトやフリマアプリで検索してみてください!
もし見つかった場合、すぐに自分の盗難された自転車であることを相手に伝えるのは要注意。
急に出品を取り下げられたり、相手方とトラブルになる事もあります。
警察に相談してから次の行動をとりましょう。
自転車を盗まれたが防犯登録していない場合の対策⑤自転車が撤去されていないか確認
自分の自転車が無くなっていたら盗まれた!と思いますよね。
しかし駐輪場でなく路上に駐輪していた場合など、自転車を撤去されている場合があります。
通常は撤去場所に「自転車を撤去したお知らせ」や「自転車の撤去の区域であることを示す看板や紙」があるはず。
まず自転車が無くなった場所に貼り紙や看板などがないか確認してみてください。
自転車が撤去されている場合は、お住まいの市町村のホームページなどで撤去場所を知ることが出来ます。
自転車の防犯登録をしている場合は持ち主ということを証明しやすいですが、防犯登録をしていない場合は「自分の自転車」と証明するのが難しくなります。
自転車を撮影した写真を持参する、自転車の特徴を思い出せる限り伝える、など工夫をしましょう。
まとめ
今回自転車が盗まれたが防犯登録してない時の対応策として
・自転車の盗難を警察に届ける
・自転車の盗難をSNSで拡散する
・自転車が転売されていないか調べる
・自転車が乗り捨てられていないか、心当たりのある場所を探す
・撤去されていないか確認する
以上の5つをお伝えしました。
自転車が盗まれた時に防犯登録をしていないと
- 自転車が自分の物であることを証明する必要がある
- 自転車を警察などに探してもらう時に見つけにくくなる
というデメリットがあります。
また、自転車の防犯登録をしていないことを警察に伝えるのもなんだか恥ずかしかったりしますよね。
今回はお伝えした「自転車を盗まれたけど防犯登録していない時の対策」を参考にして自転車を探してみてください。
そして自転車が見つかった時、もしくは残念ながら自転車を買い替えた場合は、必ず「自転車の防犯登録」を行いましょう!