自転車にしばらく乗っていないと「自転車って久しぶりだと乗れないのかな」「自転車の乗り方って忘れないのかな」って疑問に思いますよね。
私は子供の頃はかなり自転車に乗っていたのですが、大人になってから自転車に数年乗っていない期間がありました。
引っ越ししたり、ライフスタイルが変わったり。
ふと「自転車にまた乗りたい」という時に疑問に持つ「自転車って久しぶりだと乗れないのか」「自転車の乗り方は忘れないのか」「自転車にしばらく乗っていない場合は乗れるのか」についてをまとめました。
自転車に久しぶりだと乗れない?
自転車に久しぶりだと乗れないのかなと疑問に思うし心配になりますよね。
自転車に久しぶりだと「乗れない」ことはありません。
自転車は久しぶりでも乗ることが出来るんです。
ただ「全員」が自転車に久しぶりでも乗れるのかというと、違います。
例えば年を取って身体が自転車に乗れるほど元気ではない場合や、子供や重い荷物を載せる場合。
もしくは自転車に久しぶりに乗ることに加えて、高さが合っていなかったり乗りにくい種類の自転車の場合。
上記のような場合は自転車に久しぶりだと乗れないケースもあります。
また、自転車に久しぶりで「乗れる」場合でも、最初のほんの漕ぎ始めや乗り始めは戸惑う場合も。
安全のためにも「重い荷物を載せる」「子供を乗せる」などせずに1人でちょっとだけ漕いでみましょう。
自転車にしばらく乗っていない時も乗り方は忘れないの?
自転車にしばらく乗っていないと、自転車の乗り方を忘れていないのか気になりますよね。
結論から言うと自転車にしばらく乗ってない場合でも、自転車の乗り方を忘れません。
たいていは自転車にしばらく乗っていない状況でも、すぐに勘を取り戻して自転車に乗れることが多いですね。
私も学生の頃は通学で自転車に乗っていましたが、一時的に自転車に乗る機会が激減した時期がありました。
でも実家に帰った際に自転車を貸してもらう機会が。
自転車にしばらく乗っていなかった私ですが2、3年ぶりに自転車を借りて乗ってみました!
初めは少しふらついたもののすぐに普通に自転車に乗れましたよ。
自転車に乗るのが久しぶりでも乗り方を忘れない理由
実は自転車の乗り方を忘れないかどうかは脳の記憶に関係してきます。
「覚える」という事には2つの記憶に分類されます。
1つは「英語を覚える」「昨日の晩ご飯を覚えている」といったような「陳述記憶」。
もう1つが「ピアノの弾き方」「水泳の泳ぎ方」などの「手続き記憶」です。
「陳述記憶」は出来事や物事を覚える記憶。
脳の海馬という部分が役割を果たしています。
海馬という場所は目や耳から入ってきた情報を一時的に保管する場所です。
一時的に保管している場所なので何度も思い浮かべたり、思い出したりしないと忘れてしまいます。
自転車の乗り方は「手続き記憶」になります。
手続き記憶とはよく言われる「身体が覚えている」ということです。
1度覚えるとなかなか忘れないんですね。
知り合いは10年ぶりに自転車に乗ったが意外と乗れたといっていました。
自転車にしばらく乗っていなくても自転車の乗り方を忘れないのは、記憶の仕方が「手続き記憶」だからなんです。
まとめ
自転車にしばらく乗っていない時も乗り方は忘れないのかについて説明しました。
自転車の乗り方を忘れない理由には「手続き記憶」という脳の役割が関係していましたね!
私たちの身体が自転車の乗り方を覚えてくれています。
自転車が久しぶりで乗れないという心配はないんですね。
いくら自転車の乗り方を覚えているとはいえ、久しぶりなのに「重い荷物を載せる」「お子さんを乗せる」などは避けた方が良いでしょう。
まずは自転車に乗れるか確認をしてから、大丈夫なら人や物を乗せるようにしましょう。