交通費(定期代)をもらいながら自転車通勤出来たらなぁ。
交通費をもらいながら自転車で通うことはありなのかな。
電車や車と同じで自転車通勤も大変だからこそ「何か貰えれば」って思ってしまいますよね。
駐輪場が必要だとお金もかかるし「貰えるものは貰いたい」と思うのは皆同じ。
気になるのは「交通費をもらいながら自転車で通うこと」がいけない事なのか。
定期代をもらって自転車通勤がバレたら何か罰則はあるのだろうかという事です。
今回は交通費をもらいながら自転車で通うことはヤバいことなのか。
職場にバレてしまうのか説明していきます。
交通費(定期代)をもらいながら自転車通勤はヤバい?バレる?
交通費(定期代)をもらいながらの自転車通勤は「バレる」「バレない」関係なしに問題ありです。
事故にあった場合に労災に出来なかったり、自転車通勤での交通費(定期代)支給がバレた場合は最悪解雇になる可能性もありますよ。
交通費をもらいながら自転車で通うことが発覚した場合、不利益になることが大きく3点あります。
交通費をもらいながら自転車で通うことがヤバい点①信頼関係が崩れる可能性がある
定期代などの交通費は多くの職場が就業規則や賃金の規定で通勤手当として支払うことを定めています。
しかし法的には職場が交通費を支払う義務はありません。
職場が支給する交通費の金額を決めることで通勤手当として支払う義務ができます。
あくまでも交通費は職場の善意で支給されているんですよ。
交通費(定期代)をもらいながら自転車通勤がバレる可能性も多いにあります。
いくつか考えられる例を挙げてみますね。
- 自転車に乗っているところを同僚に見つかる。
- 同僚との話の流れでつい自転車で通勤していることを話してしまう。
- 自転車で通勤中にズボンが破れて遅刻
- 自転車がパンクして遅刻してしまう。
など。
自転車通勤を隠していても不意に知られてしまう可能性があります。
もし定期代(交通費)をもらって自転車通勤しているが知られてしまった場合どうなるでしょうか。
会社が厚意で交通費を支払ってくれている気持ちを裏切る形になりますよね。
職場との信頼関係を崩してしまう可能性があります。
最悪の場合は解雇されることも考えられますね。
交通費をもらいながら自転車で通うことがヤバい点②返金の可能性がある
交通費の支払いは職場が決めることです。
定期代(交通費)をもらっているのに自転車通勤をしているのが発覚した場合。
通勤手当を返金するかどうかを職場が決めることになります。
就業規約や賃金規定を確認してみてください!
定期代を不正に貰っていた場合の返金について書かれている会社もあります。
就業規則にあってもなくても、定期代の返金が必要になった時、まとめて多額の返金額を求められると困りますよね。
以下のような記載がある場合は定期代をもらって自転車通勤していた分の返金が必要な可能性があります!
「定期代をもらっていながら自転車で通勤している場合は交通費の返金が必要。」
単純に交通費をもらいながら自転車で通うことはダメと記載されている場合は返金が必要です。
「公共交通機関を利用している場合は通勤手当を出します。」
公共交通機関を利用している場合に交通費が出るという既定の場合。
自転車は公共交通機関ではないので返金が必要になります。
「交通費は実費支給の場合」
自宅最寄り駅から職場の最寄り駅までの交通費がいくら必要か職場に申請した上で交通費を支給してもらっている場合です。
自転車で通勤していたら会社員に届けている内容と違ってくるので返金が必要になります。
返金が必要ない可能性がある規則
また以下の場合は基本的に返金の必要はないです。
- 交通手段を問わず大体この程度の交通費が妥当と職場が判断して支給している場合
- 定期代などの交通費を賃金としている場合。
交通費をもらいながら自転車で通うことがヤバい点③労災保険が使えない
通勤途中で事故にあった時の損害に対してお金が出るのが労災保険です。
職場では労災保険のためにあらかじめ通勤時の交通手段や通勤経路を申告します。
ところが、申告していた交通手段や通勤経路以外での事故は通勤途中とみなされません。
そのため労災保険の適用ではありませんのでお金が出なくなってしまいます。
軽い気持ちで「少しでも多くのお金をもらうため」にと、交通費をもらいながら自転車で通うことで受ける代償は大きいですね。
交通費(定期代)をもらって自転車通勤はルール違反
私も通勤を自転車にして定期代を浮かせられないかと考えたことがありました。
最寄り駅から職場まで自転車で通勤しており、駐輪場の月額料金もかかっていたためです。
しかし、私の職場は先に自分で定期を購入し、定期代の明細書を職場に提出した後の支給でした。
当時は駐輪場の月額料金を定期代で浮かすことは出来ず「電車の人だけズルいな」と思っていました。
でも新卒時代に変なことをしなくて本当に良かったなと思っています。
会社での信頼をなくすのは一瞬。
万が一事故などで労災の手続きが必要になった時に「嘘の発覚(最悪は返金や解雇)」「労災も貰えない」と最悪な事態に陥ります。
会社規定がない場合でも事情を話せば正当な方法で自転車通勤でも交通手当を貰える可能性はあります。
嘘の申告をするのではなく、人事や総務に相談してみましょう。
まとめ
交通費をもらいながら自転車で通うことで起こる不利益や職場にバレるのかをまとめました。
交通費や定期代をもらっているのに実は自転車通勤している。
嘘が発覚した時の代償は思ったより大きいものでしたね。
気持ちよく職場との付き合いができるようにこれからの通勤方法を考えてみてくださいね!